オープンソース

「Fedora 8」リリース

Fedora Projectは11月8日(現地時間)、同プロジェクトが開発に当たっているFedoraの最新版「Fedora 8」(Werewolf)を正式リリースした。

Fedora Projectは、レッドハットが支援しているコミュニティ。Fedoraは、最新の技術を積極的に取り込むという方針で開発されている。以前は「Fedora Core」であったが、現在は「Fedora」と呼ばれている。

Fedora 8には、用途に応じて使い分けられるよう、細分化された「スピン(Spin)」も用意されている。具体的には、開発者向けのアプリケーションを数多く採用した「Fedora Developper」、電子回路・組み込み系の設計ツールなどを搭載した「Fedora Electornics」、3次元グラフィックが利用できる「Fedora Games」。いずれの版にも最新のソフトウェアが採用されており、新アプリケーションの追加と修正も施されている。

さらに、Live CDも利用できるようになっている。Live CDは、インストールすることなくCD-ROMを挿入してPCを起動するだけでFedoraが利用できるもの。一部のスピンにも、Live CDが用意されている。

Fedora 8のインストール用・Live-CDのISOイメージ(CD-ROM・DVD-ROM)は、Webサイトから無償で(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース