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独自データ転送プロトコルSVFTPを実装したソフトウェアの開発キット「SVFTP SDK Linux」を発表

KDDI研究所は10月31日、高速・高信頼データ転送機能を有するソフトウェア開発を可能とするSVFTP SDKのLinux版を12月1日より販売開始すると発表した。

SVFTPは、同社が開発した独自のデータ転送プロトコル。インターネット回線の潜在能力を引き出し、ビデオファイルなどの大容量データを高速・高信頼に伝送するという。HTTPやFTPなど従来のプロトコルと比較して、同一回線で約3倍の高速転送を実現する。放送業者におけるIPネットワークを利用した番組素材転送システム、現場取材映像伝送などの用途に利用されているという。

SVFTP SDKは、SVFTPプロトコルを実装したアプリケーション開発を行うためのソフトウェア開発キット。これまでのWindows版に加え、今回のLinux版リリースとなった。

SVFTP SDKは、11月20日から幕張メッセで開催される国際放送機器展に展示される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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