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フォースメディア、ビジネス向けラックマントタイプNASを発売開始

フォースメディアは7月1日、QNAP社TurboNASシリーズの新機種として、ビジネス向けラックマントタイプNAS「TS-ECx80U-RPシリーズ」4機種を発売開始すると発表した。

「TS-ECx80U-RPシリーズ」は、クアッドコア Intel Xeon 3.4GHzを搭載し、メモリはDDR3 ECC RAMを4GB搭載(最大32GBまで増設が可能)したラックマウントタイプNAS。4ポートのGigabit Ethernetを備えており、オプションで10Gb Ethernetカードの増設にも対応する。また、SSDキャシュにも対応し、内蔵のmSATAスロットもしくはドライブベイにSSDを搭載することで、読み込み性能を飛躍的に向上させることもできる。

今回発売開始されるのは、8ベイの「TS-EC880U-RP」、12ベイの「TS-EC1280U-RP」、16ベイの「TS-1680U-RP」、24ベイの「TS-EC2480U-RP」の4機種。24ベイの「TS-EC2480U-RP」では6TB HDDを搭載する事で、最大144TBとなる。また、RAID拡張エンクロージャにも対応しており、16ベイの拡張エンクロージャーを8台接続することで、最大912TBまで容量を拡張できる。

TS-ECx80U-RPシリーズはVMware vSphere 5.5、Citirix XenServerをサポートし、Microsoft Hyper-VとWindows Server 2012との互換性を持つなど、主要な仮想化ソリューションに対応している。また、各種プラグインにより、仮想化アプリケーションとの相互運用にも対応する。さらに、新たにリリースされたアプリケーション「Virtualization Station」により、TS-ECx80U-RPシリーズ自体を仮想化ホストにすることで、仮想化のアプライアンスサーバとして利用できる。

出荷開始は2014年7月上旬の予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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