ホロンテクノロジーは7月3日、統合運用管理ツール「Hinemos」のジョブ管理機能をベースとしたWEBブラウザ操作型のジョブコントロールツール「JobDes」をリリースした。

従来のオンプレミス環境に加え、クラウド環境でのシステム構築・運用など、企業内のシステム運用管理の現場においては、「システム監視」のみならず、日々のバッチ処理などの「ジョブ」活用が検討される。しかし、ツールのリプレイスの必要性や高額な新規ツールの導入に対するコストの捻出は難しく、煩雑な作業によるジョブ運用となってしまっているケースが多いという。今回の「JobDes」は、より「手軽」に「低コスト」で「高品質」なジョブ管理機能を提供できるよう、OSSの統合運用管理ツールであるHinemosのジョブ管理機能をベースに、新たなジョブコントロールツールとしてJobDesを開発した。

JobDesは、バッチ処理などの単体ジョブの作成、管理、サーバ間を跨いだジョブ同士のリレーションや複数ジョブの同時実行、ジョブスケジュールの作成などを設定することができる。通知方法も、メールでの通知以外に、コマンド通知やジョブ通知なども利用することができる。ログインアカウントごとに「参照権限」、「実行権限」、「編集権限」を付与することもできる。

また、既存の監視ツールと簡単に連携させることができ、ジョブ実行でエラーが発生した場合、エラー内容にURLを付加させて管理者に通知することができる。これにより、既存の監視ツールではそのエラー内容のURLをクリックするだけで、エラー内容を確認することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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