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Debian Project、Debian GNU/Linuxの長期サポート取り組み開始、「Debian GNU/Linux 6」が長期サポート対象に
Debian Projectは6月16日(現地時間)、Debian GNU/Linux 6(Squeeze)を長期サポート対象とすることを発表した。
「Debian GNU/Linux 6(Squeeze)」は、2011年2月に公開されたLinuxディストリビューション(最新版は「Debian GNU/Linux 7(wheezy)」)。当初は2016年2月までのセキュリティアップデート提供が予定されていた。今回の発表により、サポートが更に延長されることになるが、いつまで提供されるかについては決まっていないという。なお、サポート延長されるのは「i386」と「amd64」版のみの予定。
ニュースリリースの中で、同プロジェクトは今回の長期サポートを成功させるにはユーザや企業からの支援が必要不可欠であるとしており、協力者を募っている。また、「Debian GNU/Linux 6」での長期サポートへの取り組みが成功すれば、「Debian GNU/Linux 7」や、これからリリースされる「Debian GNU/Linux 8」においても長期サポートが実現できる見込みだとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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