オープンソース

仮想マシン作成・実行ソフト「VirtualBox 1.5.0」リリース

独InnoTecは8月31日(現地時間)、仮想マシン作成・実行ソフトウェアVirtualBoxの最新版、「VirtualBox 1.5.0」をリリースした。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。なお、Intel Mac対応版として、1.4.1beta版(バイナリ版)がリリースされている。

VirtualBoxには、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などといった機能が搭載されている。本バージョンでは、ゲストOSとしてWindows Vista 64ビット版、IBM OS/2 Warpがサポートされたほか、「シームレスウィンドウイングモード(seamless windowing mode)」が追加された(ゲストOSがWindowsの時にのみ利用可能)。

VirtualBoxは、バイナリ版とOSE版があり、どちらもWebサイトから入手できる。バイナリ版は、個人利用・評価目的に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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