オープンソース

IPテレコム、サーバ専用マネジメント型Linux「Nature’s Linux ver.1.6」をリリース

IPテレコムは8月20日、サーバ専用Linux「Nature’s Linux」の最新版「Nature’s Linux ver.1.6」のリリースを発表した。

Nature’s Linuxは、IPテレコムが提供する、サーバが必要とする最低限のオープンソースソフトウェアを厳選して組み上げたセキュリティを重視したサーバ専用マネジメント型Linux OS。無償利用可能な「Nature’s Linux Development Kit」と、商用でマネジメント機能が付加された「Nature’s Linux Management Service Kit」(xSP/iDC/ポータル事業者/キャリアに対してのみ提供)がある。

「Nature’s Linux ver.1.5.1」からの主な変更点は、
○Linuxカーネルに2.6.18.8を採用
○インストーラにて、VFS領域を2台のホストで同期し、フェイルオーバー型クラスタを容易に構築可能な「VFS Cluster」機能の搭載
○SWAP領域のサイズを決定するアルゴリズムを、ブートオプションで指定可能に
○hp製SCSIドライバccissへのインストールをサポート
○従来SMP/UPに分かれていたカーネルイメージをSMPに統一し、PAE対応と非対応の2種類のカーネルに分離
○その他各種コンポーネントのアップデート及びバグフィクス
など。

 Nature’s Linuxの無償公開版「Nature’s Linux Development Kit ver.1.6」は、Nature’s Linuxの公式サイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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