オープンソース

SCSK、複数クラウドを統合管理可能な「PrimeCloud Controller」のオープンソース版を提供開始

SCSKは2月24日、ハイブリッドクラウド制御ソフトウェア「PrimeCloud Controller」について、商用版に加え、新しくオープンソース版の提供を決定した。

「PrimeCloud Controller」は、企業システムのクラウド活用促進、およびコンテンツサービス事業者のインフラの運用管理や自動化の実現などで実績のあるソフトウェア。今後、ハイブリッドクラウド環境の利用が促進されることを想定し、新たにオープンソース版の提供を行うこととなった。

オープンソース版「PrimeCloud Controller」の特徴としては、(1)新しく「OpenStack」に対応するなど、多数のクラウドに対応することで、計10種類のクラウドに対応 (2) ハイブリッドクラウド管理の簡易化 (3)既存の運用管理システムにクラウド管理・制御機能を組み込み可能 (4)オープンソース版「PrimeCloud Controller」の情報開示と資料公開 (5)SCSKのクラウドサービス活用の簡易化 などがある。なお、オープンソース版の利用においても、別途有償サポートが提供される。

なお、同ソフトウェアのダウンロード開始は3月中を予定している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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