オープンソース
日本IBM、開発者向けにPower Systemsサーバのクラウドを無償提供
日本IBMは2月17日、ソフトウェア開発者がアプリケーションの開発、移植、テストを行うための「IBM Power Systemsサーバ」のクラウドを無償提供すると発表した。アプリケーション開発向けクラウド「IBM Power Development Platform」として利用できる。
「Power Development Platform」には、IBMのPartnerWorldプログラム(http://www.ibm.com/partnerworld/pdp)からアクセスできる。これによって、世界中の開発者がOSにLinuxや「IBM AIX」、「IBM i」を搭載し、「POWER7」や「POWER7+」プロセッサを装備した最新サーバにリモートからアクセスできるようになる。また、ユーザはLinux同様、Watsonのコグニティブ・コンピューティング・ソリューションを構成するハードウェア基盤である「IBM Power Systems」を活用することができる。さらに、新しいLinuxポーティング・イメージに加え、「IBM DB2 10.x」や「IBM WebSphere 8.5.5」、その他最新のPower向けLinux開発ツールを備えている。
「Power Development Platform」には、IBMのPartnerWorldプログラムからアクセスできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース