仮想化技術

ネットアップ、 クラウド環境に適したストレージ 「NetApp FAS8000」シリーズを発表

ネットアップは2月20日、クラウド環境向けに新しいスケールアウト型ストレージ システム「NetApp FAS8000」を発表した。

「NetApp FAS8000」シリーズでは、SAN、NAS、ストレージ仮想化を単一のハイブリッド アレイ上で統合。ネットアップ独自の、スケールアウト ストレージ環境向けに特別設計されたOS「clustered Data ONTAP 8.2.1」により、ストレージのさらなる無停止運用を実現し、CIFS環境でのデータのセキュリティと管理の機能を強化した。また、スケールアウト型のストレージシステムを構築できるよう、SAN/NASのワークロードに単一システムで対応している。

新しいFAS8000は、従来のFASストレージ製品と比較して、パフォーマンスを最大2倍、フラッシュの搭載可能容量を最大3倍に強化している。また、FAS8000は、新たにインテル マイクロアーキテクチャチップセットによるストレージI/Oを最適化するアーキテクチャを採用しているほか、拡張メモリ、フラッシュ対応などを強化し、企業ワークロード向けに低レイテンシで高いパフォーマンスを実現しているという。

FAS8000シリーズは、FAS8020、FAS8040、FAS8060の各モデルで提供される。FAS8000シリーズの最少構成価格は744万円から(税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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