仮想化技術

Red Hat、ビッグデータから情報活用を導く「JBoss Data Virtualization 6」をリリース

レッドハットは2月20日、異種データソースにわたる統一化された情報アクセスとデータ統合のためのプラットフォーム「JBoss Data Virtualization 6」を提供開始すると発表した。同製品により、ビッグデータをすぐに活用可能な情報資産に変えることができるようになる。

JBoss Data Virtualizationは、ビッグデータをはじめ、多種多様なデータソースに対して迅速かつネイティブなアクセスを可能にする。さまざまなデータソースのデータは抽象化され、情報を利用する際にそれぞれのデータソースにまつわる技術的な側面を知る必要なく、情報の活用やアプリケーションの提供に多くの時間を使えるようになる。データを抽象化する「仮想データモデル」により、ユーザはデータの複雑な構造や存在場所などを把握していなくても、様々なデータに一元的にアクセスできるようになる。

「JBoss Data Virtualization 6」は、JBoss Data Virtualizationシリーズのユーザは、Red Hat JBoss Data Servicesのサブスクリプションを通して利用できるようになる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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