仮想化技術

シトリックス、「XenDesktop 7.5」を発表

シトリックスシステムズは2月18日、デスクトップ仮想化ソリューション「XenDesktop 7.5」を発表した。

「XenDesktop 7.5」では、新たにハイブリッド クラウド プロビジョニング機能を搭載し、仮想デスクトップインフラストラクチャの柔軟性強化を図った。また、最新のXenDesktopの発表に併せて、ハイブリッドクラウドと低コストへの取り組みを目的とする2つの新しいCitrix Readyプログラム、「Citrix Ready IaaS Cloud for XenDesktop」と「Citrix Ready Low-Cost Converged Infrastructure Verified」を発表した。

「XenDesktop 7.5」では、同時に発表された「XenApp 7.5」との連携が強化され、管理者は仮想デスクトップ環境や仮想アプリケーションをユーザに効率的に供給できるようになった。

「XenDesktop 7.5」は、AWSやCloudPlatformベースのクラウドに直接ハイブリッド クラウド プロビジョニングを行うことができるため、新たな管理コンソールやスキルセットの習得を必要としない。これまでオンプレミスに展開してきた手順を、そのままクラウド基盤にも適用し、ウィザードから展開先のクラウド基盤を指定するだけで利用できる。また、Wake-on-LAN機能により、自分のPCの電源がオフになっている場合などにも、必要な時に自分のPCにアクセスできるようになる。

同製品は、2014年3月末から提供開始の予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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