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バッファロー、2つの通信帯域を使用して無線LAN高速性能を実現する無線LANブロードバンドルータを発表 電波法改正に対応

バッファローは6月29日、2つの通信帯域を利用して、従来の2倍の無線LAN高速性能を実現した、Draft11n対応11a&g&b同時接続 無線LANブロードバンドルータ「WZR-AMPG300NH」およびCardBus用無線子機「WLI-CB-AMG300N」を発表した。7月上旬に出荷開始の予定。

同製品は、電波法施行規則等の一部改正に対応している。この改正では、従来20MHz幅だった無線LANの電波帯域が40MHz幅に拡大されている。同製品は、この改正により利用可能となった2倍の通信帯域幅を利用した無線通信機能「倍速モード」が利用できる。また、次世代高速無線LAN規格Draft IEEE802.11nにも対応しており、最大300Mbps(規格値)の高速無線LAN通信を実現する。

無線LANの実効スループットは最大約153Mbpsを実現。高速無線通信と11a&g&b同時接続により、PCのほか、デジタル家電やゲーム機など様々な機器間で映像や大容量データを同時に伝送できる。

価格は、ブロードバンドルータ「WZR-AMPG300NH」が31,700円、CardBus用無線子機「WLI-CB-AMG300N」が11,500円、ルータと子機がセットになった「WZR-AMPG300NH/P」が40,200円となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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