オープンソース

GPLバージョン3(GPLv3)、正式リリース

Webサイトから閲覧が可能。GPLv3では、GPLv2と比較すると「デジタル制限管理(Digital Restrictions Management)」や「特許権」への対応に関する改訂が施されている。その他には、差別的な特許契約に対する対応、国際的統一性の推進、他のフリーソフトウェアライセンスとの互換性などが盛り込まれている。

GPLv3は、1991年にリリースされたGPLv2の改定であるが、GPLv2が無効となるわけではなく、開発者は今後もGPLv2の下でソフトウェアを公開することもできる。

GPLv3のリリースにあたっては、昨年1月にドラフト初版が公開されてから度重なる議論と、数多くの改訂が施されており、ドラフト初版と正式版とではかなりの相違点が見られる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
GPLv3(英語)
プレスリリース(英語)
GPL FAQ(英語)