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日本ヒューレット・パッカード「Canonical Ubuntu Server」の販売を開始
日本ヒューレット・パッカードは10月4日、「Canonical Ubuntu Server」の販売を開始した。エンタープライズ向けスケールアウト型システムの普及を狙うという。また、同時にマルチノードサーバの新モデル「HP ProLiant SL2500 Scalable System」など、最新プロセッサ対応の6ラインアップを発表した。
「Canonical Ubuntu Server」は、大規模なスケールアウト型システムに適したLinuxディストリビューション。日本HPが提供するCanonical Ubuntu Serverは、日本HPのコールセンターが窓口となり、Canonicalのサポートエンジニアとの協調体制の下で、HP ProLiantサーバとCanonical Ubuntu Serverのテクニカルサポートを一括対応する。「Canonical Ubuntu Server」はライセンス・サブスクリプションが不要で、製品価格はテクニカルサポートの料金となっている。
また同時に、インテル Xeon プロセッサー E5-2600 v2 製品ファミリーを搭載した6ラインアップを発表する。新ラインアップとなるマルチノードサーバ「HP ProLiant SL2500」は、スケールアウト型システムに特化した製品の新モデル。高密度・省電力でありながら、高い可用性を備えており、新しいラインアップを強化することで、アプリケーション特性にマッチした製品の提供を実現するという。
「Canonical Ubuntu Server Standard」の提供価格は、1年間、標準時間サポートで71,400円(税込)となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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