ミラクル・リナックスは8月27日、オープンソースのシステム監視ソフトウェアMIRACLE ZBXの機能強化版、「MIRACLE ZBX Enterprise Pack V2.0」を提供開始した。

「MIRACLE ZBX Enterprise Pack V2.0」は、Zabbixに対してミラクル・リナックスが機能拡張を施し、独自にパッケージした監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX 2.0」に対し、さらに最新のMySQL 5.5を採用し、データベース・パーティショニング、設定バックアップ機能など、企業がオープンソース・ベースのシステム監視を安定かつ効率よく運用するための機能を実装したソフトウェア。ミラクル・リナックスが中規模～大規模システム向けアプライアンス「MIRACLE ZBX8000a」「MIRACLE ZBX6000」に組み込んでいるソフトウェアをそのまま、ユーザが選定したハードウェアで利用できる。

設定バックアップオプションの機能を使用することで、監視設定情報のみをバックアップするため、短時間で監視設定情報のバックアップ／リカバリを可能にする。また、監視設定情報のデータは数十MBに収まるため、日々のバックアップを可能にする。

価格は105,000円（税込）。対応OSはAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6、Red Hat Enterprise Linux 6.x、CentOS 6.x。

(川原 龍人/びぎねっと)

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