オープンソース

OpenBSD 4.1リリース

OpenBSDプロジェクトは5月1日(現地時間)、同プロジェクトが開発しているOpenBSDの最新版、「OpenBSD 4.1」をリリースした。

OpenBSDは、安全性を重要視したBSD系UNIX OS。ここ10年以上のリリースで発見されたデフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2件だけ、というキャッチコピーを謳う(うち1件は今年に入って発見されたIPv6通信に関する脆弱性)。Linuxなどでも広く使われている「OpenSSH」は、OpenBSDプロジェクトの成果物。「セキュリティホールを塞ぐ」という発想ではなく、「最初からセキュアな設計を行う」という発想で作られている。

OpenBSD 4.1の入手方法は、OpenBSDの公式サイトからCDセットの注文を行いCD-ROMを入手するか、FTPでダウンロードすることによって行うことができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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OpenBSD公式サイト(日本語訳)
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