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米カリフォルニア大、スマートフォンの空き能力で仮想スーパーコンピュータを構築するアプリ「BOINC」公開

米カリフォルニア大バークレー校は7月22日(現地時間)、スマートフォン(Android)の空き能力を利用し、ネットワークで接続して仮想スーパーコンピュータをグリッドで構築するアプリ「BOINC」を公開した。

BOINCは、難病治療の研究や、天文観測データの解析などに生かすために、Androidスマートフォンの空き能力を利用して仮想スーパーコンピュータを構築するアプリ。充電中など、利用されれていないスマートフォンをネットワークで接続し、仮想のスーパーコンピュータをグリッドで構築する。9割以上充電されていて、かつ無線LANに接続されている時に動作する。なお、動作中にも電話の着信は正しく行える。構築された仮想スーパーコンピュータは、科学者に無償で貸与される。

同ソフトウェアは、Google Playから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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