オープンソース

「Apache OpenOffice 4.0.0」リリース

Apache Software Foundationは7月23日(現地時間)、オープンソースのオフィススィート「Apache OpenOffice 4.0.0」をリリースした。

OpenOffice.orgは、StarDivisionによって開発されたStarSuiteをベースにしたオフィススイート。StarDivisionは1999年にSun Microsystemsに買収され、OpenOffice.orgは2000年にオープンソース化。2010年にOracleがSunを買収した後はOracleの下で開発が進められていた。2011年6月には、OpenOffice.orgはOracleがApache Software Foundation(ASF)に寄贈、その後Apacheインキュベータープロジェクトとなった。

「Apache OpenOffice 4.0.0」では、IBMが開発してきた「Lotus Symphony」の機能を統合したことが大きな特徴として挙げられる。また、設定変更などを行うことができる新しいサイドバーの新規追加、Microsoft Officeとの互換性向上、パフォーマンスの向上などが施されている。

Apache OpenOffice 4.0.0は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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