オープンソース
ネットワークアクセス管理ツール「PacketFence 4.0」リリース
Inverseは5月8日(現地時間)、ネットワークアクセス管理ツール「PacketFence」の最新版、「PacketFence 4.0」をリリースした。
PacketFenceは、オープンソースのネットワークアクセス管理ツール(NAC)。特定のユーザがアクセスできる場所や、いつアクセスできるのかといったことを管理できる。脆弱性のスキャンや、好ましくないユーザやデバイスによる自社ネットワークへのアクセスをブロックすることもできる。個人情報端末の持ち込み管理機能も有している。VoIPにも対応しており、小規模~大規模なネットワークをカバー。Snort IDSやNessusと合わせて利用することもできる。
「PacketFence 4.0」では、管理ユーザインターフェイスを一新。また、設定ファイル向けのオブジェクトキャッシュが新しく導入された。これにより、ダウンタイムなしでの設定変更が可能になる。その他、いくつかの機能強化が施されている。
「PacketFence 4.0」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。RHELやUbuntu向けのパッケージも用意されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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