セキュリティ情報

ESET、Linuxに感染するマルウェアに関する注意喚起

ESETは5月7日(現地時間)、Linuxに感染するマルウェア「Linux/Cdorked.A」に関して注意喚起を行った。

このマルウェアは、Webサーバに感染し、侵入したホストにバックドアを仕掛け、悪質なツールキット「Blackhole」を仕掛けたサイトにリクエストをリダイレクトしてしまう。また、このマルウェアは、Apacheだけでなく、NginxやLighttpdのWebサーバにも感染するという。ESETによると、このマルウェアは、400以上のWebサーバで感染が確認されており、リダイレクトされたユーザは10万人を数えるという。

なお、このマルウェアの感染プロセスは特定されていないが、自己増殖はせず、ソフトウェアの脆弱性を悪用した形跡もないとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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