オープンソース

HTTPサーバ「nginx 1.4.0」リリース

Nginx.orgは4月24日(現地時間)、HTTPサーバnginxの最新版、「nginx 1.4.0」をリリースした。

nginxは、ロシアのIgor Sysoev氏を中心として開発されているHTTPサーバソフトウェア。リバースプロキシ、キャッシュ、負荷分散、圧縮などの機能を持っている。また、高速、軽量、安全性などを特徴としており、Facebook、Dropboxなどが導入した実績を持っている。

「nginx 1.4.0」は、開発版の「nginx 1.3系列」をベースとした安定版「1.4系列」の最新リリース。「nginx 1.2」以来のメジャーアップデートリリースとなる。「nginx 1.4」では、新しい通信プロトコル「SPDY」(実験的サポート)、双方向通信を行うためのプロトコル「WebSocket」など、新しいプロトコルをサポートしている点が挙げられる。また、不具合の修正、安定性の向上なども施されている。

nginx 1.4.0は、Webサイトから無償で入手できる。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisなどに対応している。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Nginx Community
Change Log
Nginx 日本語ページ