オープンソース

ディスプレイサーバ「Wayland 1.1.0」リリース

ディスプレイサーバ「Wayland 1.1.0」が4月15日付(現地時間)、リリースされた。

Waylandは、UNIX系OS向けのディスプレイサーバおよびプロトコル。デスクトップの画面描画を行う。ライセンスはMITライセンス。

Wayland 1.1.0では、2012年10月に初めて正式リリースとなった「Wayland 1.0.0」からの、初のアップデートリリース。レンダリングのバックエンドにPixmanを採用し、Pixelの扱いが簡素化されるなど、いくつかのバックエンドの強化が施されている。

なお、UbuntuやFedoraなどのLinuxディストリビューションは、将来ウィンドウシステムをX.OrgからWaylandへ移行する計画を発表している。

Wayland 1.1.0およびWayland 1.1.0のリファレンス実装「Weston 1.1.0」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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