仮想化技術

XenがThe Linux Foundationのプロジェクトに

The Linux Foundationは4月15日(現地時間)、Xen ProjectをThe Linux Foundationとの協業プロジェクトとすることを発表した。

Xenは、GPLv2の下で開発が進められている仮想化プラットフォーム。元々はクラウドコンピューティングのために開始されたプロジェクトであり、昨今、企業グループからの貢献が高まってきたため、中立なフォーラムである The Linux Foundation に指針の提供と協業ネットワークの促進協力を求めることとなり、協業プロジェクトとなることとなった。

Xen Projectの貢献・ガイド企業 兼 The Linux Foundation 協業プロジェクト創設メンバー企業としては、Amazon Web Services、AMD、Bromium、Calxeda、CA Technologies、Cisco、Citrix、Google、Intel、Oracle、Samsung、Verizonが挙げられている。

今後、The Linux Foundaiton は、Xen Project コミュニティの成長支援に必要なフレームワークを提供するほか、KVM Forum が主催する KVM コミュニティの支援、および Xen Project をサポートするその他活動の支援も継続して行っていくという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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