セキュリティ
情報処理推進機構、偽セキュリティ対策ソフトに関する文書を発表
情報処理推進機構は4月1日(現地時間)、2013年4月のセキュリティ呼びかけを発表した。今回の呼びかけでは、「どうして偽セキュリティ対策ソフトがインストールされるの?」と題して、偽セキュリティ対策ソフトに関して解説が行われている。
最近では、「ウィルスに感染している」「ハードディスク内にエラーが見つかりました」などの偽の警告画面を表示し、それらを解決するためとして有償版製品の購入を迫る、「偽セキュリティ対策ソフト」型ウィルスの相談・届出が増加している。2013年2月以降は「Disk Antivirus Professional」という名称のものによる被害相談多く、3月中旬からは「AVASoft Professional Antivirus」の被害相談が増加している。感染経路は明確にはなっていないものの、感染したPCのユーザは、PC上のアプリケーションを一切更新していなかった、大手検索サイトで検索した結果を片っ端からクリックしたというケースが多いという。
「偽セキュリティ対策ソフト」型ウィルスの被害に遭わないための対策は、このウィルスに限った特別なものではなく、基本的なセキュリティ対策を漏れなく実施することだとしている。同文書では、感染させられるまでの手口を解説し、対策について説明している。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
文書本文