オープンソース
「GTK+ 3.8」リリース
The GTK+ Projectは2月10日(現地時間)、ツールキット「GTK+ 3.8」をリリースした。
GTK+は、当初GIMPのために開発されたツールキット。現在では、GIMPのみならず、GNOMEなどのデスクトップ環境全体にも利用されている、C/C++、Python、Perlなどに対応したマルチプラットフォームのGUIツールキット。
従来はディスプレイサーバWaylandが実験的にサポートされていたが、「GTK+ 3.8」では「Wayland 1.0」を採用した正式サポートとなっている。また、ブラウザからGTK+へのアクセスを可能にするHTML5エンジンBroadwayが採用されたほか、いくつかの新しいテーマAPIが利用できるようになっているなど、数多くの機能が加わっている。
GTK+ 3.8は、Linux/Windows/Mac OS X向けのパッケージが用意されており、いずれもWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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