アスキーソリューションズは12月1日、インターネットマーケティング向けのアクセス解析ソフトウェア「Site Tracker 8」を2007年1月下旬より発売すると発表した。

同製品は、Webサイトなどのアクセス状況をデータベースに保存し、条件抽出機能による解析結果や複数の解析項目をクロス集計した結果を、レポートおよびグラフとして表示する。これにより、たとえば特定のキーワードで検索サイトからアクセスしてきて、かつアンケートフォームに記入を行った訪問者を抽出して分析する、などといったことが可能になる。また、抽出した訪問者が、どのページを閲覧したか、ページ内でのスクロールやボタンのクリックなどの行動まで追跡することができる。同製品は、Webサーバのログの他、ファイアウォール、プロキシ、FTP、ストリーミングメディアなどのログ解析に対応しており、これ以外にも取り込み方法を定義することにより分析が可能。

「Site Tracker8」より、複数のアクセス元の比較分析や、複数期間の比較分析など、比較解析が可能となった。これにより、前年の同期との比較などが簡単に行えるようになり、マーケティングに有効活用することができるようになった。また、条件抽出の際に、フィルタ項目をリストからドラッグ＆ドロップで設定することが可能となった。

同製品では、これらの機能を活用することによって、さまざまな面からのアクセス状況の解析、投資効果の測定、アクセス訪問者の特徴分析など、多様なマーケティングデータを収集することが可能。

価格は、「SiteTracker 8 Standard」1プロファイルで249,480円（税込）。価格には購入後1年間のサポートが含まれる。

（川原 龍人／びぎねっと）

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