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マイクロソフトのファイルシステム「exFAT」実装である「fuse-exfat 1.0」リリース

exfat projectは1月20日(現地時間)、マイクロソフトのファイルシステムexfatを実装するドライバ「fuse-exfat 1.0」をリリースした。

exFAT(Extended File Allocation Table)は、マイクロソフトがフラッシュドライブなどに向けて開発したプロプライエタリなファイルシステム。SDカード規格の1つである「SDXC」でも採用されている。Windows Vista SP1以降ではデフォルトでサポートされており、またWindows XPでも更新プログラムを適用することで利用できるようになる。

fuse-exfatは、FUSEをベースとしたexFATファイルシステムの読み込みと書き出しをサポートするフリーの実装ドライバ。「fuse-exfat 1.0」は、fuse-exfatの初の正式リリース。LinuxやMac OS XなどのUNIX系OS上で、独自のファイルシステムを作成・操作できる。

「fuse-exfat 1.0」は、Webサイトから無償で入手できる。ライセンスはGPLv3。

(川原 龍人/びぎねっと)

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