仮想化技術

RedHat、仮想化プラットフォーム「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1」リリース

RedHatは12月5日(現地時間)、仮想化プラットフォーム「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1」をリリースした。

「Red Hat Enterprise Virtualization」(RHEV)は、仮想化環境を管理するためのプラットフォーム。ホスト・ゲストOSの集中型の管理コンソール「Red Hat Enterprise Virtualization Manager」(RHEV-M)と、RHEV-Mが管理するための専用のハイパーバイザー「Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor」(RHEV-H)からなる。なお、RHEV-Mは、RHELで動作するJava EEのアプリケーションサーバ「JBoss Application Server」上で動作するJavaアプリケーション。

「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1」では、プラットフォームとしてJBoss EAP6を採用。RHEV-Mの提供チャンネルも追加変更されている。その他、Webベースの管理UIの改良によりFirefoxなどのブラウザからも管理が可能になったほか、いくつかの機能強化が施されている。また、スケーラビリティも向上し、仮想CPUが最大160に、仮想メモリーが最大2TB(仮想マシン1台あたり)となった。

(川原 龍人/びぎねっと)

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