オープンソース

「NetBSD 5.2」リリース

NetBSD Projectは12月3日(現地時間)、同プロジェクトがリリースしているBSD系OS、「NetBSD 5.2」をリリースした。同バージョンは、netbsd-5の最新リリースとなる。

NetBSDは、BSD系OSの流れを汲むOS。x86やpower pc、など非常に多くのプラットフォームに対応しているのが特徴で、今回新たにiyonixとhp700が追加された。セキュリティに対する意識が高く、安定性にも定評がある。ソースコードとバイナリが共に無償で公開されており、ユーザはこれらをミラーサイトからダウンロードし、利用することができる。

今回のリリースでは、安定性向上やセキュリティ修正などが中心となっている。NetBSD Projectは、10月に「NetBSD 6.0」をリリースしているが、今回リリースされた「NetBSD 5.2」とは開発ブランチが異なる。今回施されている脆弱性は、OpenSSLに潜むもの、PostfixやBINDに潜むものなど多岐に渡るため、NetBSD 5.0.2以前のユーザには、5.2もしくは6.0へのアップグレードを呼び掛けている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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