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沖電気、クラウド基盤サービスに、データを暗号化して管理するデータ保護サービスを追加

沖電気工業は11月29日、クラウド基盤サービス「EXaaSプラットフォームサービス」のセキュリティサービスメニューとして、データを暗号化して管理する「データ保護サービス」を新たに提供開始すると発表した。

今回、沖電気が提供する「データ保護サービス」は、クラウドサービスを活用したIT基盤を導入する企業に対し、企業の重要データを外部に預けることによる、セキュリティ上の懸念に応えたもの。仮想マシンをディスクボリューム単位で暗号化することによって、セキュリティを担保する。暗号化されたディスクボリュームのコントロール権はユーザが所有することになり、ユーザが許可しない限り、第三者はデータを閲覧することができない。また、サービス解約時・機器破損時や、情報の漏洩が疑われる場合は即座にデータの閲覧を停止することができる。暗号鍵は第三者機関が運営する鍵管理データセンターで厳重に管理される。これにより、ユーザが預けた情報はクラウドサービス事業者でさえ知ることができないため、安心してクラウドサービス基盤を利用することができるようになるという。

月額料金は、1鍵あたり1万5000円(税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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