セキュリティ情報
情報処理推進機構、IPAテクニカルウォッチ『情報セキュリティに関する被害と個人属性』レポートを公開、自信過剰に注意
情報処理推進機構は9月13日、一般のインターネット利用者が情報セキュリティ被害を防ぐために有効な対策を探るため、被害に遭った利用者がどのような属性を有しているのか明らかにするための分析を行い、傾向を取りまとめた技術レポート、『IPA テクニカルウォッチ(第10回)』を公開した。
このレポートの中では、情報セキュリティ上の脅威による被害の低減に繋がる有効かつ効果的な対策を探ることを目的として調査データの分析を行い、被害に遭遇した個人の属性に着目し、被害経験の有無に影響を与える要因を明らかにした。
データ分析の結果、①メールの添付ファイルやウェブサイトでの安易なダウンロードに注意するといった意識的な対策を実施していること、②情報セキュリティに関する情報を収集・処理できること、の2点が情報セキュリティ被害を低減する要因であると結論づけられている。また、自信過剰なユーザほど情報セキュリティ被害に遭いやすい傾向があることも判明した。
同レポートは、Webサイト(pdf)経由で参照することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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