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日本IBM、Linux専用サーバ「PowerLinux」にエントリーモデルを追加

日本IBMは7月11日、Linux専用サーバ「PowerLinux」にエントリーモデル「PowerLinux 7R1」を追加したと発表した。

同製品は、今年4月に発表した「PowerLinux 7R2」の搭載プロセッサー数を半分にし、100Vの電源にも対応させたモデル。経済性に優れ、使い易いLinuxサーバを必要とする顧客ニーズに応えたもの。PowerLinux向け仮想化機能「PowerVM for PowerLinux」により、1プロセッサーコアあたり最大10台、1サーバでは最大80台の仮想サーバを稼働でき、一台のサーバを多くの用途で利用できる。PowerVM for PowerLinuxは、従来の仮想化機能PowerVMと同様に高いセキュリティを実現し、命令実行時のオーバーヘッドがほとんど発生しない設計により、仮想化環境においても物理環境と変わらない性能を提供するという。

PowerLinux 7R1の最小構成価格は103万0300円(税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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