オープンソース

LPI-Japan、中国において日本語の「OSS-DB技術者認定試験」配信を開始

LPI-Japanは4月5日、中国において「オープンソースデータベース技術者認定試験」(OSS-DB技術者認定試験)を日本語で配信すると発表した。

本試験は、企業でのOSS-DB活用の増加、OSS-DB技術者の育成へのニーズに応える形で、2011年7月にLPI-Japanが日本で配信を開始したもの。試験内容は、OSS-DBに関する基本的な知識を問う「Silver」と、応用レベルの「Gold」の二つのレベルの試験から構成される。

今回の中国における本試験の配信は、日本国外でピアソンVUE社によって配信される、初の日本語試験になるという。日本語での配信が求められた背景には、年々増加する日本からのITシステムの開発・運用のアウトソーシング案件がある。特に、今回受験が可能となる大連は、多くのIT関係企業が拠点としている都市であり、アジア地域でのITシステム開発・運用の中心としての成長が著しい地域。LPI-Japanは、今後、アジア各国でのOSS/Linuxの啓蒙・普及活動にも積極的に携わり、日本を含むアジア地域におけるOSS/Linux教育の活性化、OSS-DB技術者認定試験の普及を推進していくという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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