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DragonFly BSD Project、DragonFly BSDの最新版「DragonFly BSD 1.6.0」をリリース

DragonFly BSD Projectは7月24日(現地時間)、同プロジェクトがリリースするDragonFly BSDの最新版「DragonFly BSD 1.6.0」をリリースした。同バージョンでは、主な変更点として、バグの修正のほか、ワイヤレス対応や、サードパーティとの互換性向上が挙げられる。

DragonFly BSDは、FreeBSD 4.xから分岐する形で開発が始まったBSD OSで、スケーラビリティや堅牢性を重視した開発が行われている。「1.4.0」から、パッケージ管理にFreeBSD portsに代わってNetBSD pkgsrcが採用されている。今回リリースされた「DragonFly BSD 1.6.0」ではpkgsrcの性能向上が図られている。

インストーラにはNetbootサーバオプションがあり、PXEBootシステムとキックスタートによるネットワークベースのインストールを行うことが可能となっている。

「DragonFly BSD 1.6.0」インストールCDのISOイメージは、同プロジェクトのWebサイト及びミラーサイトからダウンロードすることができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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