仮想化技術

「VirtualBox 4.1.8」リリース

VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 4.1.8」が12月19日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。

「VirtualBox 4.1.8」は、メンテナンスリリース。VMMに存在する不具合など、20個以上のバグが修正されている。

VirtualBoxは、バイナリ版とOSE版があり、共にWebサイトから入手できる。OSE版(Open Source Edition)はGPLライセンスの下で配布されているため無償で利用可能、バイナリ版は個人利用・評価目的に限り無償利用可能となっている。 VirtualBoxは、Webサイトから入手できる。

なお、VirtualBoxの開発元であるInnotek社は、2008年にサン・マイクロシステムズに買収されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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