セキュリティ

情報処理推進機構、「MyJVNバージョンチェッカ」のチェック対象ソフトウェアにサーバソフトウェアを追加

情報処理推進機構は8月18日、ソフトウェアのバージョンをチェックできるツール「MyJVNバージョンチェッカ」の対象に、Apache、BINDなどのサーバソフトウェアを追加し、公開した。これにより、12種類のソフトウェアのバージョン確認が可能となった。

「MyJVN バージョンチェッカ」は、PCにインストールされているソフトウェアが最新のバージョンであるかを簡単な操作で確認できるツール。ソフトウェアの脆弱性を狙った攻撃に対する対応策として、利用しているソフトウェアを最新版に保つために利用する。MyJVN バージョンチェッカでは、「定義データ一覧」「定義データ」を取得するAPI「MyJVN API」を利用することで、JVN iPediaに登録されている脆弱性対策情報を利用したバージョン確認を実現している。

今回の拡大に伴い、「Windows Server 2003」「Windows Server 2008」「CentOS」「Redhat Linux」の4つのOSに対応。また、「MyJVN バージョンチェッカ」が対応するソフトウェアに追加されたのは、「Apache」「BIND」「OpenSSL」「Apache Tomcat」の4つ。また、「カスタマイズ機能の追加」が施されており、企業や組織で利用している環境に合わせて、チェック対象のソフトウェアを取捨選択した状態でツールを起動する機能を追加した。

(川原 龍人/びぎねっと)

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