オープンソース

オープンソースのコンパイラGCCの最新版「GCC 4.6.0」リリース

GCCは3月25日(現地時間)、オープンソースの多言語コンパイラ 「GCC 4.6.0」を正式にリリースした。

GCC は「GNU Compiler Collection」の略。C、C++、Objective-C、FORTRAN、Javaなど複数の開発言語に対応しているコンパイラ。現在では、Linuxをはじめとする、さまざまなUNIX系OSで標準搭載されている。

GCC 4.6.0では、Googleが開発に当たっているGo言語に対応したことが大きな特徴。Go言語は並列コンピューティングに適した、動的言語の開発速度とコンパイル言語の性能を併せ持つプログラミング言語。GoはLinuxとRTEMSで利用できる。

GCC 4.6.0では、新機能の搭載のほか、いくつかの機能がobsolete扱いとなり、またいくつかのオプションが削除されている。

GCC 4.6.0は、ミラーサイトからダウンロードすることができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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