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レッドハット、RHEL 4のサポートを最大3年延長できるオプション「Red Hat Enterprise Linux 4 Extended Lifecycle Support」を提供開始

レッドハットは3月1日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)4のサポートを最大3年延長できるオプション「Red Hat Enterprise Linux 4 Extended Lifecycle Support」の提供開始を発表した。

このオプションは、近年増加しているRHELのミッションクリティカルなシステムでのニーズに応えたもの。今回の「Extended Lifecycle Support」は、従来は製品リリース後7年間のサポートが提供されてきたが、Extended Lifecycle Supportを契約すれば、最大3年間延長し、10年までサポートを受けられるようにする。これによって、ミッションクリティカルなシステムの継続した安定稼働に寄与できるという。

「Red Hat Enterprise Linux 4」は2005年に出荷開始され、レッドハットの標準の7年間サポートによって、2012年2月29日までサポートが提供される。今回の「RHEL4 Extended Lifecycle Support」では、2012年2月29日以降に最大3年間の延長サポートを提供。既存のRHELサブスクリプションのアドオンの形態で、1年単位のサブスクリプションとして提供される。このオプションにより、回数無制限の技術問い合わせとクリティカルなバグとセキュリティに対する修正を提供する。

価格はオープン。

(川原 龍人/びぎねっと)

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ニュースリリース
Red Hat Enterprise Linux Extended Life Cycle Support