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ゼンドジャパン、PHP 5.3に対応したセキュリティ対応・知財管理ソリューション「Zend Guard 5.5 日本語版」をリリース
ゼンドジャパンは1月13日、Webシステムに特化したスクリプト言語「PHP」のソースコードに対してセキュリティ対策と知財管理を行うソリューション「Zend Guard 5.5 日本語版」を販売開始すると発表した。
PHPコードは、テキストファイルで記述されるため、簡単に読み取ることが可能であり、セキュリティ面でも知財管理面でも無防備になる。「Zend Guard」シリーズは、PHPコードの暗号化・難読化・バイナリ化・ライセンス付与を行い、セキュリティ対策と知財管理を行うソリューション。エンタープライズ分野でのPHPアプリケーション開発やサイト運用で、企業向けに知的財産の保護や外部からの攻撃に対する防御を実現する
「Zend Guard 5.5 日本語版」は、PHP最新バージョン5.3に対応。搭載機能は、「PHPコードの難読化による、PHPコードの処理内容解読防止」、「PHPコードの暗号化による読解防止」、「PHPコードの中間コード(バイナリ)化 と高速化」、「PHPコードのライセンスの付与(日時、特定ハードウエア、IPアドレス、ユーザコードによって実行を制限する)」、「同時実行数の制限」となっている。また、Eclipseベースのユーザインタフェイスを採用しており、操作性も向上しているという。
対応PHPバージョンはPHP 5.0~5.3、対応OSはWindows XP/2003/Vista/7(7以外はX86のみ、7はX86とX86-64)およびLinux (X86 and x86-64)。価格は、「Zend Guard 5.5」が367,500円、「年間アップグレードサービス」が73,500円、「年間ライセンス」が126,000円(いずれも税込)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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