オープンソース

「VirtualBox 3.2.12」リリース

VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 3.2.12」が11月30日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。「VirtualBox 3.2.12」は、マイナーバージョンアップリリースであり、バグフィクスが中心のリリース。

「VirtualBox 3.2」系列は、ゲストOSとしてMac OS Xをサポートしているほか、「Oracle Enterprise Linux」や、Core i5、Core i7などの最新CPUに対応している。

VirtualBoxにはバイナリ版とOSE版があり、共にWebサイトから入手できる。OSE版(Open Source Edition)はGPLライセンスの下で配布されているため無償で利用可能、バイナリ版は個人利用・評価目的に限り無償利用可能となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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