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日本レジストリサービス、DNSのJPドメイン更新間隔を大幅に短縮

日本レジストリサービス(JPRS)は2月20日、JPドメイン名用DNS(JP DNS)の更新間隔を、2006年4月3日から、従来の「1日1回」から「15分に1回」へ大幅に短縮すると発表した。これにより、JPドメイン名は、登録から15分程度でインターネットで利用できるようになる。

日本レジストリサービスは、JPドメイン名の登録管理及びDNSの運用を行っている。現在同社が設定しているJP DNSでは、内容の更新頻度が1日1回であるため、 JPドメイン名が新たに登録された場合、インターネット上での利用には時間を要するが、4月3日からの更新間隔の短縮により、登録後約15分で利用可能となる。ただし、運用の都合上、毎日午前3時から5時の間に、DNSの更新を行わない時間帯を設定する予定だという。

今回の更新間隔の短縮により、独自ドメイン名を用いたWebやメールサービスが、申し込んだ直後に使えるようになり、JPドメイン名登録者にとっての利用性が向上すると共に、、サービスプロバイダのシステム的な工夫の範囲も広がり、提供されるサービスの幅も広がるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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