オープンソース

SRA OSS、PostgreSQLベースの「PowerGres on Linux」最新版 Ver 3.0 を販売開始

SRA OSS, Inc.日本支社 は2月16日、オープンソースデータベースソフトウェア「PostgreSQL」バージョン8.0.6をベースとした「PowerGres on Linux」の最新版 Ver 3.0を2月28日に販売開始すると発表した。

「PowerGres on Linux Ver 3.0」は、高性能なオープンソースデータベースとして定評ある「PostgreSQL」バージョン 8.0.6を、Linux環境向けに製品化したもの。PostgreSQLに、独自開発のGUI管理ツールを同梱し、製品サポートを付加し、商用版としたもの。

PowerGres on Linux Ver 2.0ではPostgreSQL 7.4 系列をベースとしていたが、今回のPowerGres on Linux Ver 3.0ではベースをPostgreSQL バージョン 8.0系列した。これにより、信頼性が向上し、アクセス分散によるパフォーマンス改善を図ることが可能となった。また、大規模データを取り扱う環境においても、より安心して利用できるようになった。

PowerGres on Linux Ver 3.0 の標準価格は、本体のみ50,400円、「本体 + 初年度年間サポート」134,400円、「本体 + 初年度年間サポート + ODBC サポートオプション」155,400円となっている。なお、従来の PowerGres on Linux Ver 1.0、2.0 の年間サポート登録ユーザは、無償でVer 3.0へのアップグレードが可能となる。また、60日間の試用が可能な無償評価版のダウンロードサービスが先行開始されている。評価版の入手は、PowerGresのWebサイトから行うことができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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