オープンソース
Linux Foundation、オープンソースのライセンス遵守を支援する「オープンコンプラインスプログラム」を開始
The Linux Foundationは8月17日、オープンソースソフトウェアのライセンス遵守を支援する包括的な取り組みとして、「オープンコンプライアンスプログラム」を開始したと発表した。
「オープンコンプライアンスプログラム」は、コンプライアンストレーニング、ツール、コンプライアンス自己診断チェックリスト、ライセンス情報報告のための標準化フォーマットなどが含まれており、企業のOSSライセンスへの準拠を支援し、OSSに関する法的な懸念や不安を取り除き、OSSの導入促進に寄与することを目的とする。
また、今回のプログラムには新たなデータ交換の標準化も含まれており、これにより企業とそのサプライヤーは、標準化されたデータ交換フォーマットで適切にライセンス情報の交換を行うことが可能となる。
本プログラムには、教育(トレーニング)、ツールの提供、自己診断チェックリスト、ライセンス情報報告用のフォーマットなどが含まれるという。本ブログラムの立ち上げには、Adobe, AMD, ARM Limited, Cisco Systems, Google, HP, IBM, Intel, Motorola, NEC, Nokia, Novell, Samsung, Software Freedom Law Center, Sony Electronicsなどの企業・団体が参加している。
(川原 龍人/びぎねっと)
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