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NTTデータ、統合運用管理ソフト「Hinemos」のITIL対応版運用管理ソリューションを発表

NTTデータは7月12日、エス・エム・エス・データテックと協力し、同社の運用業務支援製品「SDTサービス・マネージャー」と、NTTデータのオープンソース統合運用管理ソフトウエア「Hinemos」を連携させた、ITIL対応の運用管理ソリューションを開発した。

「ITIL」(Information Technology Infrastructure Library)は、英国の政府機関がITサービス管理・運用規則に関して、実績があったIT業務プロセスを包括的にまとめた一連のガイドブック。ITILに準拠することで、要求される要件を満たす品質の高いシステム運用が可能になる。

「Hinemos」を運用管理システムとして使用した場合、監視対象システム上で各種障害などの事象発生に対して、事象の登録・管理・調査・レポートなどの作業に取り組むために、従来は「Hinemos」とは別の仕組みを用意する必要があった。本ソリューションを導入することで、システムの監視と、インシデントの管理といった一連の対応が効率的に行えるようになる。具体的には、「Hinemos」で検出されたイベントを「SDTサービス・マネージャー」でインシデント情報として管理でき、また「SDTサービス・マネージャー」の構成管理情報として、障害が発生したときなどに、影響があるシステム要素の把握や、調査の必要がある対象を事前に認識できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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