オープンソース

Linuxディストリビューション「Linux Mint 22.0 “Wilma”」リリース

Linux Mint Teamは7月25日(現時時間)、「Linux Mint 22.0 “Wilma”」のリリースを発表した。

「Linux Mint」は、Ubuntuをベースとしたデスクトップ向けLinuxディストリビューション。長期サポート(LTS)版としてリリースされ、2029年までサポートが提供される。

「Linux Mint 22.0」では、カーネルにLinux 6.8を搭載し、テーマはGTK4をサポートするように更新された。デフォルトのサウンドサーバはpipewireに切り替わったほか、libsoup 2はlibsoup 3に完全に移行した。また、英語以外の言語および選択した言語のプリインストールパッケージがインストールの最後に削除されるようになったことで、インストール後に大量のディスク領域が節約されるようになるなど、さまざまな機能強化、および不具合の修正が施されている。なお、ZFSサポートはインストーラから削除された。

対応プラットフォームはx86およびx86_64。「Linux Mint 22.0」のISOイメージは、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Blogによる記事
リリースノート