オープンソース
「OpenBSD 7.5」リリース
OpenBSD Projectは4月5日(現地時間)、同プロジェクトがリリースしているOpenBSDの最新版、「OpenBSD 7.5」をリリースした。
「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系OS。プロジェクトの方針として、セキュリティを重要視した設計となっている。Linuxなどでも広く使われている「OpenSSH」は、OpenBSDプロジェクトの成果物。
「OpenBSD 7.5」では、bt(5)およびbtrace(8)で二項モジュロ演算子 (‘%’) のサポートが追加されたほか、TIMEOUT_MPSAFEフラグをtimeoutに追加するなど、カーネルの扱いにいくつかの改善が加わった。また、SMPにも複数の改善が施され、グラフィックドライバーの強化、VMM/VMDの改善、その他ハードウェアのサポート強化、収録アプリケーションのバージョンアップグレード、安定性の向上など、さまざまな強化・変更が施されている。
「OpenBSD 7.5」は、Webサイトから無償でダウンロードすることができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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