オープンソース
「NetBSD 10.0」リリース
NetBSD Projectは3月28日(現地時間)、同プロジェクトがリリースしているBSD系OS、「NetBSD 10.0」をリリースした。
NetBSDは、BSD系OSの流れを汲むOS。x86やpower pcなど数多くのプラットフォームに対応しているのが特徴。セキュリティに対する意識が高く、安定性も意識して開発されている。ソースコードとバイナリが共に無償で公開されており、ミラーサイトからダウンロードできる。
「NetBSD 10.0」では、カーネルのファイル パス ルックアップ キャッシュを改良し、また低速コアと高速コアの混合により負荷を適切に割り振るなど、パフォーマンスが強化された。そのほかにもARMサポートの改善、仮想化関連機能の強化、複数のドライバのアップデートなど、数多くの機能強化、変更などが施されている。
「NetBSD 10.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
NetBSD Project(英語)
リリースアナウンス(英語)