セキュリティ

Linux Foundation、ポスト量子暗号を推進する「PQCA」を立ち上げ

Linux Foundationは2月6日(現地時間)、ポスト量子暗号を推進する「Post-Quantum Cryptography Alliance(PQCA)」の立ち上げを発表した。

 「PQCA」は、ポスト量子暗号の発展と普及を推進する団体。従来のAES、RSAなどによる暗号アルゴリズムでは、量子コンピュータによって容易に解読されてしまう。量子コンピュータが普及した場合、新しい暗号アルゴリズムを作成し、量子コンピュータによる暗号解読を防ぐ対策が必須となるため、現時点から対策のためのアライアンスを立ち上げた形となる。「PQCA」は量子コンピュータ時代の暗号技術の課題に取り組むため、業界リーダー、学界、開発者コミュニティなどからの人材が集まる協業的なプラットフォームとなる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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