オープンソース

セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「Parrot 6.0」リリース

Parrotsec.orgは5月21日(現地時間)、セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「Parrot 6.0」をリリースした。

「Parrot」は、Debian GNU/Linuxをベースとし、セキュリティ施策ツールや開発ツールが搭載されたLinuxディストリビューション。セキュアなシステムに加え、プログラミング環境や専門性の高いセキュリティ研究などの用途に適したディストリビューションとなっている。

 「Parrot 6.0」は、「Debian 12」をベースにしており、安定性の向上のほか、サイバーセキュリティに不可欠な高度なネットワークスニッフィングとインジェクションに合わせて調整された「Linux 6.5」が組み込まれている。また、カーネルのアップデートにより、パフォーマンスの向上と、最新のIntel/AMD CPU のネイティブ サポートも意味する。

 「Parrot 6.0」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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